タイタニック

タイタニック

誰もが一度は名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
映画タイタニックは日本での歴代興行収入は3位。実写映画だと1位(262億円!)の作品です。
放映当時、私は3回映画館で観ました。そして、DVDで年に1度以上は見返しているので、30回以上見ていると思います。
そんな思い入れのあるタイタニックを紹介します。

タイタニックのあらすじとキャスト

豪華客船タイタニック号が沈没してから84年が経過した頃、トレジャーハンターのブロック・ロベットは、船とともに沈没したであろうダイヤモンドを探していました。
しかし、代わりに手に入れたのは紙きれ。そこには裸体の女性の絵が描かれていたのです。ニックはこれをテレビで報道し、ある人物から電話をもらいます。
それは裸体の女性のモデルになった人物だったのです。
そして彼女はタイタニック号が沈没したときのことを彼に語り始めます。というのがあらすじです。
20世紀最大の海難事故といわているタイタニック号の沈没を描いた作品。
194分と3時間を超える長尺ながらも大ヒットし、野心家の青年ジャックを演じたレオナルド・ディカプリオは本作で世界的にブレイクを果たしました。

タイタニックを見ての感想

タイタニックと聞けばほとんどの人がラブストーリーと答えるでしょう。
映画前半はジャックとローズ(ケイト・ウィンスレット)の恋愛に焦点を当てており、ラブストーリーですが、タイタニック号が流氷にぶつかってからの後半はパニック映画に様変わり。
この切り替えは自然で、最後まで緊張を解かない演出もすごいです。
監督のジェームス・キャメロンはタイタニックに対して、すごいこだわりを持っていたそうで、沈没したタイタニックを見に行ったとか、セットを自分のイメージと違うということで、ペンキで塗りなおしたとか、色々な伝説を残しています。
この監督のこだわりが映像につたわり、3時間越えの映画でも飽きることなく見続けられたと思います。
私が個人的に印象に残ったのは沈没していくタイタニックでも演奏を続けた音楽隊のシーン。これは実話で、タイタニックの逸話の中でもよく知られた話です。
沈没していくタイタニックで死に直面した人間がどういった行動に出るのか、本質が見られたシーンだったと思います。
音楽隊以外でもベッドで最期を共にする老夫婦、助かるのを諦めて子供を寝かしつける母子など。脇役たちに、とても感情移入させられました。