グリーン・マザーズ・クラブ
韓国ドラマの中には「SKYキャッスル」や「ペントハウス」など母親たちを主人公にしたドロドロな人間関係を描いた作品が多くあります。
今回は同じく母親たちを主人公にした作品で、Netflixで公開されているグリーン・マザーズ・クラブをピックアップしました。
グリーン・マザーズ・クラブのあらすじとキャスト
受験戦争が激しい教育特区のサンウィ洞に引っ越してきた新人ママのウンピョ(イ・ヨウォン)。
小学校コミュニティという複雑な世界に飛び込んだ彼女に待ち受けていたのは、競争の激しい小学校に通わせる母親同士の波乱の毎日というあらすじ。
教育特区ということだけあって、とにかく子どもに対して教育熱心な人が多く、小学1年生から数年先の勉強をこなすことが当たり前の環境。
そんなところで息子のドンソク(チョン・シユル)は学校で問題児扱いにされてしまいます。
さらに子どもの私教育に力を入れていなかったウンピョは、母親たちのコミュニティから孤立し、隣人で同じクラスの子供がいるチュニ(チュ・ジャヒョン)から敵対視されてしまいます。
その後、実は息子には秘めた能力が隠されていたと書くと、違うドラマになってしまいますが、実際そのような感じでお話が続きます。
グリーン・マザーズ・クラブを見ての感想
好みは分かれる作品かもしれませんが、私はドロドロしたドラマは割と好きなので楽しめました。
個人的には正義感について、皮肉や反面教師な面も含めて描かれているのは興味深かったです。主人公のウンピョがあっちこっちに方向がブレていく様はある意味、人間らしいのではないでしょうか。
どのキャラも何かしらの問題を抱えていて、これがドロドロした人間関係につながっていったと思います。
そのためか、最初は教育が軸だったのに、色々な方向に広がっていってサスペンスや麻薬、サイコパスなど風呂敷を広げすぎたかなという感じです。
他の方の感想を見ると主人公のウンピョに感情移入できないという意見があったのは納得できました。
でも、実際、こんな町で子育てしていたら、結局、どうやって子育てしたらいいの?ってなってしまいメンタルやられちゃいますよね。子育てはマイペースでのびのび育てたいものです。
最後、蓋を開けてみれば、ウンピョの旦那が一番いい人だったという救いがあったのはよかったかもしれません。
対立していたママ同士が最終的にはお互い大切な存在になっていたのは一応、ハッピーエンド?でした。