演技力の上手・下手って何だろう

演技

私は映画やドラマが大好きで、休みのほとんどを視聴に使い、演劇もチケットが取れれば月に1、2回ほど見に行っています。
私が見ているところは、やはりストーリーですね。ストーリーが良くない思ったら1話で切っています。
次に役者さんたちの演技力。演技力がしっかりしていないとストーリーが良くても入り込めません。
しかし、演技力って一体どういう状態を指すのでしょうか?
歌唱力であれば音程を外さない、声量があるなど、計測できる基準があります。
絵の場合も精密に描いたり、本物そっくりなど技術の物差しがありますよね。
しかし、演技の上手い・下手ってそういった基準がありません。あるかもしれませんが曖昧ですよね。

演技力の基準は曖昧

私の考えでは、演技の上手い下手は個人の好みが含まれるからではないでしょうか。
ある役者さんの演技を見ても、人によっては好き・嫌いが出て意見が分かれます。
歌や絵でも好みはありますが、演技の場合、それが上手か下手か見られるのかなと思います。
好きな役者さんはみんな演技が上手で、嫌いな役者さんは演技が下手に見えてくるから。
もちろん、それでもいいですが、もうちょっと演技力について考えたいです。

経験で解消される?

セリフの棒読みは演技が下手とされます。ですが、これは技術の話で身につけられることはできるのではないでしょうか。
演技が棒読みというのは大体、経験の浅い役者さんです。そういった役者さんでも経験を重ねていくうちに見れるようになってきます。
まあ、そうでない人もいますが、棒読みではなくなっていきますよね。

説得力があるかどうか

演技力とは自然な演技ができる、リアルな演技ができる、活舌がよくセリフをかまない、など色々あると思います。
個人的には演技の上手な役者さんは、説得力がある演技ができるかどうかだと私は考えました。
説得力を辞書で調べると、
「相手を納得させるだけの力。その力のある話し方や論理の展開の仕方」
とありました。
ただ、台本によって話す内容が決まっているので、何気ない会話のシーンで説得力を持たせるのは難しいですよね。
言葉通りの意味ではなく、演技とは思わせず本当にこういう人物なんだという説得力を感じるかどうかが大事なのでないでしょうか。
すいません。結局、抽象的になってしまいましたが、今回は私なりの役者さんの演技力について考えてみました。